SO2フリー特集
「SO2フリーワインを楽しもう!」
「SO2フリー、酸化防止剤無添加のワインってどこが違うの?」
最近よく目にするSO2フリー、酸化防止剤無添加のワイン。
これはどういうことで、味わいにも違いがあるのでしょうか。
そもそもぶどうが発酵する過程で、酵母によって微量の亜硫酸ガス(SO2)が発生します。
これとは別に、通常ワインの発酵の過程でバクテリアの繁殖を抑えたり、保存中のワインの酸化を抑える目的で、亜硫酸(便宜上気体を指すSO2で呼ぶことがあります)が一般的に添加されます。
さらに一歩進めて、頭痛やアレルギー反応などを懸念し、亜硫酸を全く添加せずに造られるワインが亜硫酸無添加(SO2フリー)ワインと呼ばれます。 実際には、タンクを清浄に保ち、空気との接触を最小限に抑えてワインの酸化を防ぐなどの工夫が行われ、SO2を添加しなくても安定した品質のワインが造られるようになってきています。
オーガニックワインでは通常のワインよりもSO2の使用量が少なく抑えられています。日本食品衛生法の基準では、亜硫酸は350ppmとされていますが、オーガニックワインでは赤が100ppm、白・ロゼワインが150ppm、スパークリングワインが155ppmと定められています。(参照 欧州委員会)
ご購入後は、品質を保持して頂くために、冷暗所に保存のうえ、開栓後はできるだけ早くお召し上がり下さい。